D&D 5e / Campaign Replay

ストームロードの怒り

死霊と嵐の勢力がレイロンを襲う、新たな戦いの幕開け。そのセッション概要をまとめています。

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Session 1 · 2026年7月26日

死と嵐の脈動

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セッション01「死と嵐の脈動」要約

以下、セッション終盤までのネタバレを含みます。

全体のあらすじ

ファンダリンで装備を整えていた冒険者一行は、騎士ガリオ・エリブロから新たな任務を受けます。死者の沼地から亡者が現れ始めており、復興中の町レイロンを調査すること、さらに目撃されている空飛ぶ幽霊船を破壊することが依頼の目的でした。報酬はレイロンへ向かうだけでも一人100gp、幽霊船を破壊すれば総額2,000gpという条件です。

セッションの流れ

1. ウェイサイド・インの救援

レイロンへ向かう途中、一行はゾンビの群れに包囲されたウェイサイド・インを発見します。入口や厩を叩く亡者に加え、生命力を吸い取るレイスや、亡霊の戦士を率いるソード・レイス・コマンダーも出現。最大HPを削られる危険な攻撃を受けながらも、一行は宿の防衛に成功します。

アズライトの使い魔による偵察では、死霊術師の司祭ウララン・モータスらしき存在が確認されます。襲撃が偶発的なものではなく、敵が一行の力量を測ったうえで亡霊部隊を送り込んだ可能性が示されました。

2. 襲撃を受けるレイロン

レイロンに到着すると、町はまだ再建途上にあり、その最中に住民たちが襲撃を受けて混乱していました。一行は指揮官グリセルダやハズ・ヨーラムから、逃げ遅れた子どもたちの救出を頼まれます。

3. 海岸での救出戦

一行は子どものスミスウェルとバーニスを探すヴァルディに協力し、海岸方面へ向かいます。そこでは嵐の神タロスを信奉するダーク・タイド・ナイトや弓兵が破壊活動を行っていました。激戦の末に敵部隊を全滅させ、住民への差し迫った危機を排除します。

4. 神像の神像を巡る儀式

休息後、一行は町の中央遺跡へ向かい、崩れた神像の内部にある巨大な「神像」を発見します。タロスの司祭ニクソクシアスが嵐を呼び、雷鳴と暴風が激しくなるなか、タロスに選ばれたと称するサンダージャイアント、ダーク・タイド・ナイトとの決戦が始まります。

5. 勝利が引き起こした災厄

長時間の戦闘の末、一行はサンダージャイアントを倒します。しかし、巨人が「タロス」の名を叫んで倒れると、停止していた神像の神像が再び鼓動を始めます。巨人の肉体には嵐の神の力が宿り、タロスの化身として復活しました。

復活した化身は、もはや人間の冒険者が正面から倒せる存在ではありません。化身はレイロンを離れ、北にあるネヴァーウィンターを目指して進み始めます。一行が戦闘には勝利しながら、より大きな脅威を解き放ってしまうという衝撃的な場面でセッションは終了しました。

重要なポイント

この回では、当初の「幽霊船と亡者の調査」という任務が、後半には「タロスの化身をどう止めるか」という大規模な危機へ変化しています。また、ウララン・モータスが率いる死霊勢力と、タロスを信奉する嵐の勢力が同時に活動しており、両者が協力しているのか、それとも別々の目的でレイロンを狙っているのかが今後の焦点になります。アズライトも、エボンデスに関係する力が嵐の勢力にまで及んでいる可能性を警戒しています。

一言でまとめると、レイロンを救うために巨人を倒した冒険者たちが、その勝利によって嵐の神の化身を誕生させてしまい、次回以降はネヴァーウィンターへ迫る神性存在を無力化する手段を探すことになる導入回です。

Session 2 · 2026年8月30日

イニアルヴと二つの塔

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セッション02「イニアルヴと二つの塔」要約

今回は前回のレイロン襲撃直後から始まり、タリバーの灯台の異変を解決する前半と、イニアルヴの塔を攻略してリッチ本人から重大な真相を聞き出す後半の二部構成になっています。戦闘面でも非常に激しく、PCの死亡と蘇生まで発生する一方、物語面ではエボンデス、マークール教団、タロスの化身を結ぶ関係がかなり明確になった重要回です。

1. ニクソクシアスの死体から情報を得る

前回倒したタロス神官ニクソクシアスに《スピーク・ウィズ・デッド》を使用し、敵勢力について質問します。

ここで、次の事実が判明しました。

  • ウララン・モータスは「デスナイト・ドレッドノート」に乗っている
  • ドレッドノートは嵐の灯台付近を飛行中
  • ウラランたちは、前回復活してネヴァーウィンターへ向かったタロスの化身を追っている
  • タロス教団と死の神マークール教団は協力関係ではなく、むしろ敵対関係

前回まで「レイロンを襲う悪の勢力」として一括りに見えていたものが、実際にはタロス教団とマークール教団という別々の敵対勢力であることがはっきりします。

2. 第一の塔――タリバーの灯台

一行はまずタリバーの灯台を探索します。

内部で発見した書物「この地の各地のドラゴン」から、「7つ目の遠見の水晶球」についての情報を入手します。書物には、死竜の霊廟/ブロンズの聖堂/深緑の隠れ杜/アイススパイア砦/竜の塚という5か所が記載されており、「七つ」のうち残る2地点が不明であることが示されます。この情報はセッション終盤で重要な意味を持つことになります。

灯台には幽霊となった魔術師タリバーがおり、彼が過去の失敗によって大量の「星の落とし子/マングラー」を呼び込んでしまったことも判明します。一行は灯台を徘徊する異界の怪物たちと戦い、タリバーを救援します。タリバー自身も怪物に襲われ、恐怖状態になり重傷を負いますが、生き残ります。

さらに探索中、アズライトたちはソープワートとも接触。ソープワートはルインストーンやイニアルヴに興味を示し、「イニアルヴがどうなっているか調べてくれば情報を与える」という取引を持ちかけます。これにより、行方の分からないリッチイニアルヴの調査が次の目的として浮上します。

3. 激戦――ヤルシュカ死亡、そして蘇生

灯台での戦いは予想以上の激戦になります。

星の落とし子/マングラーは精神ダメージを伴う猛烈な連続攻撃を行い、ソウル=ヴァリスらも大きく削られます。そしてついにはヤルシュカが死亡

しかし死亡直後、仲間が300gp相当のダイヤモンドを消費して《リヴィヴィファイ》を使用。制限時間1分以内で蘇生に成功し、ヤルシュカは生還します。キャンペーンでもかなり危険度の高い戦闘だったことが分かります。

怪物を排除したところでガリオ・エリブロは、自分ではなく一行にイニアルヴの塔の探索を依頼。報酬も提示し、一行は調査を引き受けます。

4. 第二の塔――イニアルヴの塔

調査によれば、イニアルヴの塔は次のような状態でした。

  • 1階:マークール教団が占拠
  • 2階以降:イニアルヴの遺産が残されている

ガリオの転送魔法によって一行は塔の入口へ移動します。塔はほとんど要塞と呼べる規模で、内部では次々と強敵が出現します。

主な敵は次のとおりです。

  • グレーター・ゾンビ
  • ジャイアント・スケルトン
  • ヴァンパイア・スポーンのアルガス・スキール
  • ワイヴァーン
  • ミノタウロス
  • キマイラ

特にアルガスは倒されても完全には滅びず、霧となって自らのねぐらへ退却。ヴァンパイアらしい再生能力を見せます。

また、塔の一部がゾンビを無限に生産する施設となっており、マークール教団がここで戦力を整えていたことも判明します。

5. 大量のマジックアイテムを獲得

塔の攻略では強力な装備も多数入手します。ミノタウロス戦などで獲得したのは次の品々です。

  • ガーディアン・エンブレム+1
    • クリティカル無効
    • 殴打・斬撃・刺突への耐性
  • シミター・オブ・スピード
    • ボーナスアクションで追加攻撃

さらに最上層付近では、次の品々も発見します。

  • アーケイン・グリモア+2・オブ・シャドウ・ステップ
    • ボーナスアクションで10フィート移動
    • 機会攻撃を誘発しない
  • パール・オブ・パワー+1
    • 4レベルまでの呪文スロットを回復可能

6. リッチ「イニアルヴ」との対面

塔を突破した一行は、ついにイニアルヴ本人と遭遇します。

ところがイニアルヴは即座に敵対せず、マークール教団の者ではないと分かると一行との会話に応じます。アズライトに弟子入りを勧誘したり、軽口を叩いたりと、非常に癖の強いリッチとして登場します。そしてこの会話から、キャンペーンの核心に関わる事実が判明します。

エボンデス封印の真相

イニアルヴによれば、エボンデスの肉体は地下に封印され、その魂もドラゴンスレイヤーによって縫い止められていたとのこと。

ところが一行が以前そのドラゴンスレイヤーを持ち出してしまったため、魂を縛る力が弱まり、エボンデスの魂が外へ漏れ出せるようになってしまった可能性が浮上します。

つまり、エボンデスの魂が新たな肉体を求め、ドラゴンなど強大な器を探しているという現象の原因の一端を、冒険者たち自身が意図せず作ってしまったことになります。これは今回最大級の衝撃的な真相です。

7. イニアルヴとマークール教団は味方ではない

さらに重要なのが勢力関係です。イニアルヴ自身はマークール教団を率いているわけではありません。むしろ、マークール教団はエボンデス側の勢力であり、イニアルヴにとっても敵であることが確認されます。

イニアルヴは自分を「孤高」と表現し、独自に行動していました。一行との利害が一時的に一致したため、マークール教団が利用していたゾンビとスケルトンの無限生成装置を停止することまで約束します。

敵対関係は、おおむね「冒険者たち vs タロス教団 vs マークール教団/エボンデス」という三つ巴に近い構造となり、イニアルヴはそこから独立した第三者的立場であることが見えてきました。

8. 次の最優先目標――タロスの化身を弱体化させる

イニアルヴは今後について、まずタロスの化身から「神の力」を打ち払うべきと助言します。

前回、巨人を倒したことで復活してしまったタロスの化身を直接追って殴り倒すのではなく、化身を成立させている力の源を先に破壊する必要がある、という方向性が示されました。

そこで一行は、タロスの化身を生み出した二つの「神像」の所在を調べようとします。

9. 「七つ目の遠見球」を入手

ここで序盤の書物の伏線が回収されます。イニアルヴは一行に、「クリスタル・ボール・オブ・セブンフォールド・スクリーング」を与えます。

この水晶球を使うことで、次の7地点を遠隔から覗き見ることができます。

  • ウェイサイド・イン周辺
  • ファンダリン
  • 死竜の霊廟
  • ブロンズの聖堂
  • 深緑の隠れ杜
  • アイススパイア砦
  • 竜の塚

「幸運の社」に反応

早速ファンダリンを覗いたところ、水晶球には「幸運の社」付近に異常を示す反応が現れます。

これにより、タロスの化身を支える「神像」の一つ、あるいはそれに関係するものがファンダリンに存在する可能性が極めて高くなりました。

10. セッション終了

必要な情報を得た一行を、イニアルヴはテレポートでタリバーの灯台へ送り返します。

ガリオたちと情報を共有し、次の目的地としてファンダリンが有力になります。特に「幸運の社」の調査が急務となりました。

今回の報酬は最終的に各PC +2,000gp。さらにセッション終了時に、全員がLv7からLv8へレベルアップしました。

今回の重要ポイント

今回を物語上の情報だけに絞ると、次の5点が特に重要です。

  1. タロス教団とマークール教団は敵対している。
  2. マークール教団はエボンデス側であり、イニアルヴとは別勢力。
  3. エボンデスは本来、肉体と魂をドラゴンスレイヤーによって封印されていた。
  4. 冒険者たちがドラゴンスレイヤーを持ち出したことが、エボンデスの魂の脱出につながった可能性がある。
  5. タロスの化身を倒すには、まずその力の源となる「神像」を探して破壊する必要があり、その手掛かりの一つがファンダリンの「幸運の社」にある。

一言でまとめると、今回は「二つの塔を攻略して敵の正体を探る回」から始まり、最終的には「これまでの冒険者たち自身の行動がエボンデス復活の原因の一端だった」と判明し、同時にタロスの化身を弱体化させる具体的な道筋も得られた、キャンペーンの大きな転換点となるセッションです。

Session 3 · 2026年9月6日

荒天と二つの神像

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セッション03「荒天と二つの神像」要約

今回は、前回イニアルヴから得た情報をもとに、タロスの化身を弱体化させるため、ウェイサイド・インとファンダリンの「幸運の社」に存在する二つの神像を破壊する回です。

一方その裏では、マークール側のデスナイト・ドレッドノートをタロス教団が襲撃。結果として、神像の破壊には成功したものの、今度はタロス教団に奪われたドレッドノートが次の障害になるという展開で終了します。

1. ファンダリンへの帰還と「二つの神像」

冒頭、リネン・グレイウィンドはファンダリンへ戻る商隊の護衛を一行に依頼します。彼女自身、ファンダリンと助手のヴェリーン・ファイアクロウを心配していました。

ガリオ・エリブロからも現在の目的が再確認されます。

  • ウェイサイド・インのどこかにある神像
  • ファンダリンの「幸運の社」にある神像

この2体を破壊することがタロスの化身を弱体化させる鍵であり、報酬は神像1体につき2,000gpとされました。

2. ウェイサイド・イン――死の騎士の襲撃

一行がウェイサイド・インへ到着すると、そこではすでに異変が発生していました。

以前にも登場した死の騎士たちと骸骨軍馬が宿を襲撃しており、「エンバー・ロスト」の名を口にしながらマーティシャたちに迫っています。一行はこれを迎撃し、本格的な戦闘になります。

戦いの途中、マーティシャからさらに重大な事実を知らされます。

バッケス・ダンフィールドがタロス信者だったことが判明し、さらにクーラグ・ストラクトが宿の奥へ連れ去られていました。マーティシャは自分を助けることよりも、クーラグの救出を優先してほしいと一行に頼みます。

つまり、タロス教団は単に外から宿を襲っていたのではなく、以前から宿の内部へ信者を潜伏させていたことになります。

3. 地下室にあった第一の「神像」

宿の奥を捜索した一行は、地下のワインセラーで巨大な神像のような神像を発見します。

これこそイニアルヴが示唆していた、タロスの化身に力を供給している二つの存在の一つでした。

一行は、タロス側についたバッケスやティーガらと戦いながらクーラグを救出し、最終的にウェイサイド・インの神像を破壊します。

ただし地下室で火炎系の攻撃を多用したため、戦闘後にはワインセラーが火災状態となり、中のワインがほぼ駄目になるという少々派手な被害も発生しました。

4. その裏で――デスナイト・ドレッドノートを巡る戦い

今回特に重要なのが、一行の戦いと並行して進んでいた別の戦場です。

偵察に向かったヤルシュカが追跡したのは、タロス教団の幹部フェラライ・ストームスウォーン。彼女はタロスの加護が弱まっていることを認識すると、作戦を変更してデスナイト・ドレッドノートへ直接乗り込むことを決断します。

ドレッドノートはウララン・モータスらマークール側の戦力で、船からはジャイアント・スケルトンが迎撃に出ます。しかし、タロス側には精鋭が揃っており、フェラライたちは船へ強襲。

ついにはウララン・モータスが船上から叩き落とされ、ドレッドノートがタロス勢力に奪われてしまいます。

これは今回の大きな情勢変化です。

前回まで、

冒険者 vs タロス教団 vs マークール教団

という三つ巴だったところへ、タロス側がマークール側の巨大戦力そのものを奪取することに成功したわけです。

5. 「エンバー・ロスト」と謎の女主人

ドレッドノート上ではもう一つ、不気味な伏線が提示されます。

フェラライは亡霊の戦士たちに対して、

「エンバー・ロストの故郷の歌を歌え」

と命じています。

さらにヤルシュカが船から脱出しようとした際、ジャイアント・スケルトンの一体から突然、女性の声が聞こえます。

その声は、

「我が騎士を助けて……あのヴァンパイアから解き放って……」

と訴えました。

ログ上ではこの声の主は「ヴァルバーンの女主人」と記されています。

今回ただちに解決される伏線ではありませんが、エンバー・ロストの亡霊たち、ヴァルバーン、そして「ヴァンパイア」の関係が、今後の別の物語として示された場面です。

6. ファンダリンへ――ヴェリーンの異変

ウェイサイド・インを突破した一行は、商隊とともに懐かしいファンダリンへ帰還します。

ところが「幸運の社」へ近づくと、すでに怒鳴り声が響いていました。そこには、

  • ヴェリーン・ファイアクロウ
  • ノーヒメーエン
  • シルバードラゴンのクライオカインド
  • タロス側の弓兵
  • サンダービースト

らが集まっています。

そして、かつてリネンの助手だったヴェリーンがタロスへ傾倒していることが判明します。

ヴェリーンは、自分がエルフなのに「ファイアクロウ(炎ノ爪)」という名を持つことへの鬱屈や、クライオカインドの存在によって雷や山火事が引き起こされることなどを口にし、自分たちには行き先がないと訴えます。

リネンはそんな彼女に「目を覚まして!」と呼びかけますが、すでに状況は戦闘寸前でした。

7. 幸運の社の大決戦

ノーヒメーエンとクライオカインドが正面で敵を引きつけている間に、一行は側面から戦場へ入ります。

幸運の社には多数の敵がおり、特に巨大なサンダービーストが神像への接近を妨害します。シスター・ガラエルもロングボウを手に戦闘へ加わり、射撃の名手として敵弓兵を次々に攻撃します。

戦闘は長期化しますが、ヘルムらの集中攻撃によってサンダービーストを撃破。

これによってようやく、奥にあるタロス神の神像そのものを直接攻撃できる状況になります。

8. 第二の神像を破壊

障害となる敵を排除した一行は神像へ攻撃を集中。

アズライトも強力な呪文攻撃を叩き込み、巨大な神像を削っていきます。

そしてついに、ファンダリンのタロス神像も破壊されます。

戦いが終わるとヴェリーンは、

「タロス神に帰依することも出来ないなんて……」

と嘆きますが、リネンから強烈な平手打ちを受け、「落ち着きなさい!」と叱られる形で生存。敵兵たちは逃走し、ファンダリンでの戦闘は決着しました。

9. 神像から得られた戦利品

破壊された神像の跡からは、かなり大量の財宝が発見されます。

主なものとして、

  • ポーション類
  • 7レベル呪文のスクロール
  • ポーション・オブ・クライミング
  • 1,500gp相当の宝石
  • アミュレット・オブ・ヘルス

などを入手しています。

特にアミュレット・オブ・ヘルスは実用品として評価され、その場で装備の割り振りが検討されています。

10. 二つの神像の破壊に成功――しかし……

二つ目の神像が砕けた直後、明確な変化が起こります。

ファンダリンを覆っていた暗雲が消え、空が晴れ始めます。

嵐の力そのものが弱まっていくことを一行は感じ取り、GMからも、

「いまなら、タロスの化身を倒せるはずだ」

と示されます。

つまり、第1回で復活して以来、まともに戦うことすら難しかったタロスの化身が、ついに通常の戦闘で倒せる状態になったわけです。

しかし――そこで新たな問題が発生します。

11. 次回――奪われたデスナイト・ドレッドノート

タロスの化身へ向かおうとする冒険者たちの前に立ちはだかるのは、

タロス教団に奪われたデスナイト・ドレッドノート。

GMから次回の目的が明確に提示されます。

「デスナイト・ドレッドノートを奪還し、タロスの化身を倒さねばならない。」

ここで第3回は終了しました。

今回の重要ポイント

物語上、特に重要なのは次の5点です。

  1. ウェイサイド・インと幸運の社、二つのタロス神像を破壊した。
  2. これによってタロスの化身を守っていた神性の力が弱まり、ついに討伐可能になった。
  3. バッケスだけでなくヴェリーンまでタロス側へ傾倒しており、タロス教団が身近な人物まで浸透させていることが判明した。
  4. その裏でフェラライ・ストームスウォーン率いるタロス勢力がウララン・モータスを破り、デスナイト・ドレッドノートを奪取した。
  5. 「ヴァルバーンの女主人」と名乗る謎の声から、ヴァンパイアに囚われた「我が騎士」を救ってほしいという新たな伏線が提示された。

一言でまとめると、今回は「タロスの化身を無敵にしていた二つの神像を破壊する」という目標を達成した一方、その間にタロス教団が敵対勢力の幽霊船デスナイト・ドレッドノートを奪取してしまい、最終決戦の直前に新たな強敵が立ちはだかった回です。

Session 4 · 2026年9月13日

ストームロードとデスナイト・ドレッドノート

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セッション04「ストームロードとデスナイト・ドレッドノート」要約

今回は「ストームロードの怒り」編の最終回です。前回タロス教団に奪われたデスナイト・ドレッドノートの奪還、タービンの救出、エンバー・ロストとヴァルバーンを巡る因縁の決着、そしてついに弱体化したタロスの化身との最終決戦までが一気に描かれます。最後にはネヴァーウィンターで冒険者たちの功績が称えられ、一行はLv9へ到達します。

1. ヴェリーンの告白と新たな人質

前回の戦いの直後、ヴェリーン・ファイアクロウから重大な告白があります。彼女はタロス教団へ傾倒していた際、タロスの神官長にタービンの妻と娘の居場所を教えてしまっていました。そのため二人はすでに教団にさらわれている可能性が高いと判明します。

リネン・グレイウィンドは救出を依頼し、一行は役割を分担します。ヘルムたちPCはデスナイト・ドレッドノートに囚われているタービン本人を救出し、シスター・ガラエルたちは妻と娘を救出することになりました。ドレッドノートは依然として「嵐の塔」付近にいることも確認されます。

2. 嵐の塔――ウラランとエボンデス

翌日、一行は嵐の塔へ到着します。周囲には大量のゾンビの残骸があり、そこにはマークール教団のウララン・モータスも姿を現します。

さらに、ウラランのそばにはエボンデスの幻影が存在していました。前回までの事件の背後にエボンデスがいることが、改めて強く示される場面です。ウラランはアルガス・スキールへ声をかけますが、アルガスは「弱みを握られており、今は別陣営だ」と答えます。その後、ウラランとエボンデスの幻影は姿を消し、一行はいよいよドレッドノートへ乗り込みます。

3. デスナイト・ドレッドノート突入戦

船内はすでにタロス教団によって占拠されていました。

一行を待ち受けていたのは、ダーク・タイド・ナイト、弓兵、サンダー・ボアをはじめ、アルガス・スキール、フェラライ・ストームスウォーン、ソヴェンダール・エルキンゼ、ガドリユなど、これまで登場してきた強敵たちです。

さらに本来はマークール教団に従っていたはずのソード・レイス・コマンダーたちまでタロス側に操られていることが判明します。

戦闘は船上の各所を移動しながら続く大規模なものになります。ヴァンパイア・スポーンのアルガスも追い詰められ、フェラライとの戦いでは特に危険な局面を迎えます。

フェラライは雷・雷鳴ダメージを最大化する「破壊の怒り」を使用し、《ライトニング・ボルト》によって一気に大ダメージを与えようとします。しかし一行は《カウンタースペル》でこれを阻止。彼女を瀕死まで追い込みます。フェラライは降伏を拒み、破壊衝動のまま最後まで戦い続けました。

4. タービンの歌と「エンバー・ロスト」の終焉

船内の戦いが終盤に差しかかったところで、救出されたタービンが歌い始めます。

彼はソード・レイス・コマンダーへ、

眠りたまえ……エンバーロスト、いやアナウリアの騎士よ……

と語りかけます。

それを聞いたソード・レイス・コマンダーも「我が戦いはここまでか……」と応じ、長く戦いに縛られていた亡霊たちの心に変化が生じます。

そして、以前ヤルシュカへ語りかけていた「ヴァルバーンの女主人」も再び現れます。

彼女はヴァルバーンに対して、

ミストレス・オブ・ザ・ナイト号としての記憶を思い出すのです

と呼びかけます。

ヴァルバーンはついに自らと船の過去を思い出し、「国民の誇りで出来た我が船よ、よみがえれ!」と宣言。これによって、死霊の船「デスナイト・ドレッドノート」は、本来の姿である「ミストレス・オブ・ザ・ナイト号」として蘇ります。

ここで、第3回から続いていたエンバー・ロスト、ヴァルバーン、謎の女主人、そして幽霊船の正体に関する伏線が大きく回収されます。

5. タービン一家の救出にも成功

ドレッドノートでの戦いが終わると、シスター・ガラエルたちも帰還します。

ガラエルは、

「娘さんと奥さんは助けたわ!」

と報告。

これによって、一行が担当したタービン本人だけでなく、別働隊が担当した妻と娘の救出も成功します。またガラエルがハーパーの一員であることも語られます。

6. ミストレス・オブ・ザ・ナイト号、最後の突撃

しかし、まだ最大の敵が残っています。

前回二つの神像を破壊したことで弱体化したとはいえ、タロスの化身は依然としてネヴァーウィンターへ向かっています。

復活した船を率いるヴァルバーンは、船の重要機関が損傷して長くは保たないことを認めながらも、最後の力を使ってタロスの化身へ挑むことを決意します。

バリスタで砲撃し、そのまま船ごと突撃して化身を足止めする。その間に冒険者たちが決定打を与える。

ヴァルバーンは一行に力を貸してほしいと求め、冒険者たちも本来の目的であるタロス討伐のため、この共闘を受け入れます。

7. 最終決戦――タロスの化身

こうして、キャンペーン最大の戦闘が始まります。

二つの神像を失ったとはいえ、タロスの化身はなお非常に高い防御力と耐久力を持ちます。一行はこれまで手に入れてきた装備と能力を総動員します。

ライノスはドラゴンスレイヤーを振るい、ヘルムは強力なヴォーパル・グレートソードで攻撃。特にヘルムのクリティカル攻撃が大きなダメージを叩き出し、化身を徐々に追い詰めていきます。

タロスの化身は、

軽傷 → 重傷 → 瀕死

へと追い込まれます。

そして冒険者たちの総攻撃によって、ついに決着。

タロスの化身の肉体は崩壊し、完全に撃破されました。

戦闘終了時には、短い間に合計296点ものダメージが与えられたことも明かされています。さらにGMから「エボンデスも今は手を出せない」と告げられ、少なくともこの場で新たな敵が介入することはありませんでした。

タロスの肉体が分解した後には、「神の贈り物」が残されます。これによって、長く続いたタロスとの戦いは完全な勝利となりました。

8. ネヴァーウィンターへの凱旋

決戦を終えた一行は、ついにネヴァーウィンターへ到着します。

港では、この地方の支配者ダガルト・ネヴァレンバー本人が一行を待っていました。

彼は、

「ガリオの依頼した冒険者か! 見事な戦いだった!!」

と一行を称賛し、自らをネヴァーウィンターの王として名乗ったうえで、市民を代表して冒険者たちへ感謝を述べます。

そして、

「これで、タロス教団の野望はくじいた」

と宣言。

ここで「ストームロードの怒り」で続いてきたタロス教団との戦いは、正式に決着したことになります。

9. しかし、エボンデスとの戦いは終わっていない

ただしダガルトは、同時に重要な警告も発します。

マークール教団の企みはいまだ続いている。

タロス教団は敗れましたが、ウララン・モータス、マークール教団、そして何よりエボンデスの問題は解決していません。

ダガルトは冒険者たちの実力を高く評価し、自ら直属の冒険者として働かないかと持ちかけます。

GMからも、

「ダガルト王へのコネを入手しました!」

と宣言され、一行はネヴァーウィンター最高権力者との強力な繋がりを得ることになります。さらに宮殿へ招待されました。

10. 「ストームロードの怒り」完結

その夜、ネヴァーウィンターでは一行の勝利を祝うが開かれます。

GMは、

「その宴を眺めながら、今回のキャンペーンは終了します」

と宣言。

そして冒険者たちは、

Lv8 → Lv9

へレベルアップしました。

さらに、続きを遊ぶ場合は次のキャンペーンが「眠れる竜の目覚め」になることも示されます。

プレイヤーたち自身も「エボンデスの話はまだ終わっていない」と確認しており、今回でタロスとの戦いには一区切りついたものの、物語そのものは次の章へ続く構成になっています。

今回の重要ポイント

  • タービンと、その妻・娘の双方を救出することに成功。
  • タロス教団に奪われていたデスナイト・ドレッドノートを奪還。
  • タービンの歌と女主人の呼びかけによって、エンバー・ロスト/ヴァルバーンの記憶が戻り、船は「ミストレス・オブ・ザ・ナイト号」として復活。
  • 復活した船との共闘により、タロスの化身を完全撃破。
  • タロス教団の野望は潰えたものの、マークール教団とエボンデスは健在。
  • ネヴァーウィンターのダガルト・ネヴァレンバーとのコネを獲得。
  • 「ストームロードの怒り」は完結し、PC全員がLv9へ。続編候補として「眠れる竜の目覚め」が示されました。

一言でまとめると、今回は「奪われた幽霊船を取り戻す戦い」が、タービンの歌による亡霊たちの救済と船の復活へつながり、その船と冒険者たちが力を合わせてタロスの化身を討ち果たすという、これまでの伏線をまとめて回収する最終決戦でした。タロス編は大団円を迎えましたが、その背後で動くエボンデスとマークール教団という、より大きな脅威は次章へ持ち越されています。